「希望の扉は自働扉にしよう♪」中塚貴洋の日記

シンプルな経営戦略で岡山と東京の起業家を応援する中塚貴洋の徒然日記です

ビジネスモデルを描く(2) 小売業の事例2

こんにちは、ドリームゲート

起業アドバイザーの中塚です。

 

さて、スーパーの事例の続きですが

顧客へ価値提案を届けましたが、継続購買につなげるために

同社が取り組むには何が良いか?なにがあると売りっぱなし

にならないかというところです。

 

同社の強みは魚介担当の鮮度などの目利きによる、質の良い

の魚介類の提供ではありませんでした。

もちろん0ではないですよ

 

実は

長年勤務している職員間のチームワークの良さが強みでした。

これは結構意外でした。仲が良いので、ある意見を言うと

怒涛のごとくアイデアがあふれてきます。そう、客層と同じ

買い物客の女性としての意見がです。会社にとってお客の意見は

に響きますから、パートの職員は顧客でもあるわけです。

 

その強みを生かすために取り組んだのは

FBの会社ページの作成と魚介を生かした惣菜のレシピ開発と

客への提案でした。そしてそのレシピの数も大変豊富でした。

FB上でイベント開催やチラシ同様の情報をどんどん流します。

FBする方ばかりではなく、オフラインのお客もいますので

レシピはそのまま印刷し置くのですが、置く場所も工夫しました。

魚介類のコーナーだけでなく、店頭にも置いたのです。

 店頭でみたお客はそのレシピにある食材を見に店内を回遊しま

す。その周辺にはレシピに必要なつゆなども配置します。

顧客単価のアップがどんどん目に見えてカイゼンしてゆきました。

また、旬の魚の情報を発信し食育することと、食材を使ったレシピ

コンテストも実施しました。

いまはこのコンテストの企画に女性のパートが活用され、職場も

より明るくなっています。

お客が、そのスーパーからも求める商品の価値に加え、おもしろさ

を加え経営は成果を出しつつあります。

 

こうして購買の継続サイクルを作ることをビジネスモデルシートで

意識することにより、職員も経営者目線に近づいたと言えるでしょう。

 

こうした意見の集約が会社の組織図の変更や事業戦略、もしくは

品戦略の変更・修正につながっていくのです。

 

少し、ビジネスモデルの概要が分かってきたでしょうか?

アナタの会社でも取り組めますよ!

では、明日!アドバイザー、起業家、妄想家の中塚貴洋でした。